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低学力の克服は高学年でやりやすい

ニュースレター「ワダケン通信」でも紹介した、
百ます計算で有名な陰山英男先生のコラムを全文ご紹介します。

「子どもと伸びる」

今もよく師匠の岸本祐史先生の言葉を思い出す。迷った時の、私の道しるべだ。
そんな中にこんな言葉がある。

「私の教師人生の中で、もっとも意外な発見だったのは、
子どもの低学力の克服がやりやすいのは高学年だということだ」

それを聞いて、えっと思った。というのは、小学校も高学年になると多くの
教材を学習した後なので、取り返すことは不可能に近いというのが常識だからだ。
そこで、私も岸本先生のいう通りにやった。事実だった。

私が数年前、辻堂小学校(広島県尾道市立)の校長になることが決まったとき、
私は最後の課題に苦しんでいた。それは、まともな点を取ったことのない女の子に
百点を取らせること。2学期にはもう80点くらいは取れていた。

だが、私としては不足だった。ところが、卒業間際、その困難さにあきらめかけたとき、
その子は百点を取った。それは、算数のまとめの最終テスト、もっとも難しいテストだった。

では、なぜそれができたのだろうか。
それは基礎の穴を埋めることができたからだ。実はどの子にも基礎の穴がある。

例えば、繰り下がりの引き算などに多い。「12-4」はわかっても「15-7」はあやふやだ
というような場合だ。このような場合、百点は取れないが、80点以上は取れる。
ただそれは一般的に不注意のミスだと判断される。

ところが、これが落とし穴なのだ。その後、ひっ算でも分数計算でも、計算途中に
「15-7」が出てくると計算が怪しくなり、百点は取れない。

周囲はミスをするなと助言する。しかし、集中してもミスは出る。
やがて、それが、算数苦手の意識となり、本当に伸び悩む。

だが、高学年になれば、脳は成長している。あえて、低学年の復習をやると
その伸びは速い。これが高学年ほど学力向上しやすい理由だ。

この基礎の穴は成績上位者にも必ずといっていいほどある。
小さいときは努力で何とかそこを克服できていても、やがて複雑な思考を求められたとき、
その基礎の穴がいろいろな場面に顔を出し、やがて急速な学力低下となる。

私は秋葉原事件の犯人が、有名高校で学力低下した理由もそこにあると思っている。
この基礎の穴は、本職の教師ですら、なかなか気づかない。

岸本先生が考案した百ます計算は、この計算の基礎の穴をほぼ埋めることができる。
静かに逝ったわが師匠はどこまでも偉大である。   (立命館大学教授)
  

                           ---8月30日付け日経新聞より---

自分は計算が苦手なのですが、その理由が分かったような気がしました。
百ます計算、子どもとやってみよ・・・

コメント

Secret

ぴょんきちさんへ

友人として正直に言います
このコメントは
長過ぎて、まじめ過ぎて
疲れましたv-395
私はグルメ情報とか
遊びの情報の時のほうが
単純におもろいと思うでぇ

のぼっちゃんへ

「ワダケン通信」は少し色合いを変えているので、時にこんなネタも載せているのですよ。
たまに今回みたくブログを借りて補完することも出てくる予定。
まぁ固いことばかりだと、自分も続きませんし、ぼつぼついきますネv-415

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